【京都の建築スケッチ大会・ポストカード編】
■日時 :2018年11月23日(祝) 13:00〜16:30
■場所 :ひと・まち交流館 京都 地下1階
京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム1・2
■参加者:京都府・大阪府の小学3年生〜6年生と高校1年生の12名、
■指導建築家:荒川晃嗣、池井 健、岡田 良子、奥田敦、小田裕美、國吉公一、後藤直子、田所克庸、波多野崇、原田稔、萬野 光雄_11名、
■建築家補助スタッフ:田村京子_1名
http://www.jia-kyoto.org/activity/children/1685.html
■主催 :(公社)日本建築家協会 近畿支部 京都地域会
■後援 :京都市教育委員会、(公財)京都市景観・まちづくりセンター
■助成協力:JIA近畿支部
■協力 :「みやこ子ども土曜塾」登録事業昨年に引続き、京都の建築や風景を線画で描くスケッチを行いました。身近な大好きな京都であったり、新たに発見した京都であったり、聞いていたけれど見たことのない京都であったり、最近知って驚いた京都であったり、子供たちがそんな京都の写真を持ち寄り、また私たち建築家も自ら撮影した写真を準備しました。その中から1枚の写真を選び、写真の上にトレーシングペーパーを重ねます。トレーシングペーパーとは、建築の初期段階のアイデアをスケッチしたり、細かな部材の取り合いを図に描いて確かめたり、最終的な実施設計の完成図に使ったりと、建築設計の色々な場面で使用する紙です。これをトレース台にのせます。トレース台とは漫画やイラストなどを描く時に使う光る台です。この台を使うことで、より細かな部分も描くことができます。このように立体の輪郭を鉛筆でなぞっていくことで形の理解力を高めます。次に描かれた線画をマーメードという細かな凹凸のある紙に印刷して、色鉛筆で着色します。今回の最終完成は、出来上がった作品をハガキサイズの絹目調の写真用紙に印刷して、ポストカードにしました。
今回は少人数であったことや昨年のプログラムの修正などが功を奏して、素晴らしい作品が出来上がってきました。また、スタッフの細やかな指導と気配りに感謝いたします。
JIA建築と子供たち京都実行委員会
委員長 萬野光雄