同志社中学校では、授業の他に「本物の学びに触れる機会」を企画しています。フィールドワークや研究室訪問など好奇心を刺激する体験や社会の第一線で働いているプロを招いた講義など、将来の進路を意識するきっかけになることを期待した課外授業です。この企画を「学びプロジェクト」と言っています。
　今回の活動は昨年の10月にこの「学びプロジェクト」に関わる先生からの連絡で始まりました。JIA京都のホームページから建築と子供たち活動に興味を持たれ「生徒に何かできないだろうか」との依頼でした。私たちは、建築と子供たち活動として同志社中学校に訪問しミーティングを重ね、建築と子供たち委員会から参加できる建築家を募り、WEB会議で何度も話し合い建築講座を企画しました。
　一連の建築オンライン講座「建築・学びプロジェクト」は、参加建築家の得意分野をテーマに「毎回２人の建築家がトークで繋ぐ建築の世界」を全８回とし、最後を対面ワークショップで締めくくる企画です。
　ちなみに僕は講座の最終回の「もう一つの建築」を田所克庸さんと担当しました。彼とは何度も教壇を共にした同志なので楽しく進行できました。

詳しくはJIA京都のホームページをご覧ください。
https://jia-kyoto.org/activity/children/1966.html