伏見工業高校・授業報告

2015年10月16日 /

 桃山支部は、今年度の教育活動として、京都市立伏見工業高等学校から出前授業を行う事を受けました。
 本校の開校は1920年。我々の間では、ラグビーをはじめサッカーや野球などのスポーツが話題になりやすく、先日のラグビーワールドカップ予選でも伏見工業高校出身の選手が活躍されていました。更にスポーツだけでなく、高校生ものづくりコンテスト(測量部門)近畿大会では2連覇を果たすなど、技術系でも活発な発表を行っています。そんな歴史ある学校が来年、京都市立洛陽工業高等学校と共に再編し、京都市立京都工学院高等学校と名を改める事になりました。
 我々の受け持ちは2年生後期の【創造研究Ⅱ】。伏見工業高校として最後の設計演習の授業です。我々は、幾つかのキーワードを決めて課題に取組みました。
前期課題の継承、独自のテーマ、総合学習などです。
課題:20年先の○○邸新築工事
 「設計者である彼らは、クラスメイト(建築主)の、20年先の未来の住宅を設計する。」という課題です。課題説明を10月5日に行い、来年の2月に提出を予定しています。
 課題説明では、上野名誉会長から挨拶を頂き、国府支部長をはじめとして桃山支部が総力をあげて取組み、生徒の刺激剤になれればと願っています。

一般社団法人 京都府建築士事務所協会 会報誌「すじかい」No.419 2015.11 に掲載されました。

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