かん太

2018年4月14日 /

かん太

かん太が突然亡くなって3回目の朝を迎えました。本当にみなさんに愛されてきました。まだ小さい時のことですが、散歩に行くとご近所のおじいちゃんおばあちゃんに、遠くから「かん太〜」って呼んでもらって可愛がってもらいました。ボール遊びが得意で、近くのグランドで少し大きめのボールで遊んでいると、サッカー少年が「監督、こいつスカウトしたら良えな」。監督「お前のポジション無くなるけど良えか」。そんなこともありました。フジテレビで放送されている「めざましテレビの今日のわんこ」に出演して、その後もめざましテレビ20周年と特別番組で3回も出させて頂きました。そんなこともあり有名になりました。僕はかん太ちゃんのパパです。幸美さんはかん太ちゃんのママです。
かん太はとにかく病気が多く、病院でもおなじみで「かん太ちゃん今日は何しに来たん」と声をかけられます。アレルギーで食べ物に制限があり、背骨のヘルニアで手術をして、ビニールを飲み込んだ時は胃カメラで探して取り出しました。テニスボールぐらいに大きく腫れた脾臓も摘出。リンパ腫で抗がん剤治療を1年半も続け一旦完治した様子を見せていたら、半年後にCT検査で鼻の奥の腫瘍を発見。抗がん剤で遣っ付けようとしていた時に、突然こんなことになりました。3日前まで軽快に歩いていました。今日は元気だと歩く音でわかります。人は歳をとると病気の話題が多くなるといいますが、かん太は小さい頃から病気の話は絶えませんでした。しかし頭が良くて、大人しいと言われ、性格面で欠点が見つからない子でした。こんなかん太自慢をしていると永遠に続いてしまいます。
我が家が静かになりました。気配は音なんですね。寝ていてもイビキもするしオナラもするし寝返りの時にも何か言っているし、ずいぶんと存在感を出していました。何もしていなくても足元で、背中付近で、椅子の向こうで、気配がありました。ペットは家族って言いますが、体の一部であり心の一部です。かん太は我が家の宝でした。そんな幸せな気配が我が家から消えました。こんな僕の寂しさを書いていると永遠に続きそうです。
2018年4月12日午前1時50分に家族が減りました。
10才10ヶ月10日の生涯でした。
こんな話にお付き合いいただきありがとうございます。

かん太

0才3ヶ月と17日

かん太

0才3ヶ月と24日

かん太かん太

0才4ヶ月と13日

かん太

0才6ヶ月と3日

かん太

0才8ヶ月と8日

かん太かん太

2018年元旦 10歳7ヶ月

SHARE THIS

ブログ一覧へ

RELATED POSTS